フレイルとは、年齢とともに心身の活力(筋力や認知機能など)が低下し、要介護となるリスクが高い状態のことをいいます。健康と要介護の中間で、早めに知って予防することが肝心です。早めの予防で要介護にならずに健康を維持することができます。コロナ禍、外出を控えている高齢者は多いですが、フレイルの状態になってしまった方も増えているようで、社会問題にもなっています。
先日、いろいろなことが億劫になってきてしまったという父の言葉を聞き、これはよくない!と思い、美術館に誘ってみました。目的地は横須賀美術館での猪熊源一郎展。ちょっとしたエクスカーションです。遠いから私は行かない、、とはじめは母は言ってましたが。行ってみると、雄大な景色と美術館、猪熊源一郎さんの絵画やデザインを堪能でき、両親はとても楽しかったようです。もちろん、私も。美術館の前の浦賀水道はひっきりなしにタンカーや客船が通り、空には何機も飛行機が飛んでいて、見ていて飽きません。山本理顕さん設計の美術館も清々しく、猪熊さんの絵画やデザインは元気をもらえます。広い海は久々に見た!という親の言葉に、行ってよかったと思うばかり。かなり久々の親子旅、楽しいひとときでした。
フレイル予防に美術館というのはいいかも。気分転換にもなりますし。横須賀美術館での猪熊弦一郎さんの展覧会は11/6まで。閉幕までわずかですが、おすすめです。是非に!