線・形・色。マティス展へ

GWに東京都美術館で開催されている『マティス展』に行ってきました。私の一番好きな画家です。初期のフォービズムの時代から最晩年の作品まで、マティスの生涯を旅することができます。だんだんシンプルになっていく線と形。南仏に移ってからの色彩の豊かさ。初めて見る彫刻もあり。習作に習作を重ねた結果、線・形・色が現れてくることが手にとるようにわかります。
彼は無神論者だったそうですが、ロザリオ礼拝堂は什器を含めて細部の細部までデザインされており、晩年でも衰えないエネルギーの塊を感じます。
多幸感に満ちた時間。是非に!

1935 夢
1930 貝殻のヴィーナス
1946 黄色と青の室内
1946 赤の大きな室内
『芸術・文学雑誌ヴェルヴ』の表紙

※上記写真は撮影が許可されていたフロアのものです。