堀口捨己先生設計の校舎とのお別れシンポジウム

11月30日、学部時代に通っていた明治大学生田キャンパスに行きました。
実に卒業以来!
堀口捨己先生設計の第2校舎2号館と斜路が今年度で役割を終えるということで、お別れのシンポジウムがあったのです。

斜路
第2校舎2号館

建築学科の 建築史、意匠、構造、設備の先生方からのお話がありました。 それぞれの視点での解説はとても興味深く、学んでいた校舎がこんなにも奥深いものだったとは!とあらためて感じた次第です。
堀口先生は「大学はサーキュレーションだ」と仰っていたとか。

図面をはじめとした多くの資料はある先生がご遺族から預かっていたそうで、数年前に文化庁に寄贈されたそうです。行き先が見つかってなによりです。この先生には教えて頂いてもいたので、数十年ぶりにお会いできて感激でした!

第2校舎2号館の外廊下から斜路をのぞむ

お話を聞きながら、屋上で他研究室の実験の手伝いをしたな~とか、雪の降る中、徹夜して卒業設計をすすめていたな~などなど様々な思い出が鮮明に蘇ってきました。

2003の大教室

シンポジウムでは修士の学生による動画でのアーカイブの紹介もありました。
今後の貴重な資料になるのでしょう。

第2校舎2号館、斜路、よい思い出と時間をありがとう!!
しかしながら、モダニズムの建築がまた一つ消えてしまうことは残念です。。