私たちのからだとこころは、齢とともに変化していきます。
それだけでなく、日々のコンディションも変わります。
さまざまなコンディションでも、
安心で・使いやすく・心地よく住み続けられる住まいが求められています。
会話がはずむ住まい
夕食のときに家族とその日あったことを話したり、何気ない会話をしたりすることはとても大切です。家族の気配が感じられる住まいにすると、自然と会話が生まれます。
玄関やアプローチにベンチを置けば、近所の人との立ち話しの場所にもなります。
食事がおいしい住まい
食は命の源です。料理をすることは脳を活性化し、認知症予防にもつながります。家族との食事や気のおけない友人を招いての食事は、心とからだを元気にしてくれます。
楽しく料理が続けられるキッチン、おいしく食事ができるダイニングにしたいです。
くつろげる住まい
定年を迎えると、家で過ごす時間も長くなりますが、多くの時間を過ごすのがリビングやダイニングになります。そのため、日あたりや風通しをよくして、心地よい場所にしたいものです。空や緑が眺められるように、窓を工夫するのもおすすめです。
ぐっすり眠れる住まい
私たちは体内時計の働きで、夜になると自然に眠りに導かれます。体内時計は朝日を浴びることでリセットされ、一日のリズムを刻み始めますので、寝室は朝日が入るようにしたいです。ぐっすり眠れるように、夏涼しく・冬暖かく、遮音にも気を配ります。
また、寝室とトイレは近くにし、夜間も行き来しやすくします。
出かけやすい住まい
買物や友人に会いに行くなど、外出することで健康を保つことができます。そのため、玄関や道路までのアプローチを外出しやすくすることはとても大切。
車いすでも通れるようにしておけば、からだが不自由な友人を家に招くこともできるようになります。